経営コンサルティング事業

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事業コンセプトとスローガン “Digital Dream Kids”

事業コンセプトを広めるにあたって、シンプルにした方がいいということでコンセプトを簡単に表現した「コーポレートスローガン」を使うことがあります。コーポレートスローガンのうち、戦略的だという例として示されるのが、1996年からソニーが使った“D...
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事業再構築を考える(8) 有法子

1.新幹線が我々にもたらしたもの 国鉄の事業再構築の一環として実施された東海道新幹線の建設ですが、その後の国鉄が赤字経営体質から脱却できずに分割民営化になったことを考えると国鉄の事業再構築としては成功したのかどうか疑問はあります。しかし、鉄...
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事業再構築を考える(7) 選択と集中―そこまでやるか

1.初めに 事業再構築を考えるにあたりどうしても選択と集中を迫られる局面が生じると思います。そこで、日本史上の典型的な選択と集中の事例を検討することによって、選択と集中を行うのに必要となる覚悟とは何かを考えていただければと考えています。  ...
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事業再構築を考える(6) 「MARSとCOMTRAC」

1.座席予約オンラインシステムMARSの登場 東海道新幹線開業時当時国鉄の特急列車は全席指定でしたが、座席指定の確認は東京にある座席予約センターに問い合わせて回答を得るというもので、ある程度の時間がかかっていたということです。新幹線開業に合...
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事業再構築を考える(5) アポロ計画と東海道新幹線

1.   「プロジェクトマネジメント」と「工業標準化」 アポロ計画と東海道新幹線は「プロジェクトマネジメント」と「工業標準化」2つの共通項がありました。アポロ計画は1961年5月25日に「アメリカは今後10年以内に人類を月面に到達させる」と...
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事業再構築を考える(4) 「技術者の夢、マーケティングの技」

1.東京-大阪間3時間への可能性  戦前から、東京から下関までを従来の線路とは違う線路で高速列車を走らせる計画はありました。このため、鉄道省の時代から専用線による高速列車の運行を実現すること自体は鉄道技術者の夢ではあったのです。ただ、問題は...
経営論コラム

事業再構築を考える(3) 「そうだ、シンデレラエクスプレスをブックマーク」

1.東海道新幹線利用顧客の特性 鉄道会社にとっての最大の商品はダイヤグラムであり、2番目の商品は車両です。このため、鉄道会社における通常のセールスプロモーションでは所要時間に注目させ、新型車両を投入することによってニュースになることもありま...
経営論コラム

事業再構築を考える(2) 新幹線の異質性を考える  輸出産業になるための問題点

1 新幹線の問題点 新幹線は鉄道産業の寿命を延ばすとともに、世界各国に「高速鉄道ルネサンス」を巻き起こしました。日本の新幹線の成功を見てフランスのTGV、ドイツのICE、国際列車ユーロスター等が開業すると同時に、各国は高速鉄道を輸出しようと...
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正しい専門家の使い方

正しい医者の掛かり方と大それたことを言っていますが、ここで言いたいのは「患者は、いったん信頼したならば、信頼した医師に困っていることならば何でも話したほうがよい」ということです。私が一患者として医師と接してこのように考えています。そもそも、...