2015

経営コンサルティング事業

近畿日本鉄道を題材にM&Aを考える (10) 京都線と志摩線

昭和39年10月1日と昭和45年3月14日は近鉄特急を語る上で重要な日付となりました。昭和39年10月1日は、東海道新幹線の開業により名阪間の乗客が東海道新幹線にシフトすることになったからです。これは従来の主力商品である名阪特急に到達時間と...
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近畿日本鉄道を題材にM&Aを考える (9) 近畿日本鉄道の成立

昭和19年6月1日に、関西急行鉄道と南海鉄道は合併比率1対1の新会社方式で合併し、近畿日本鉄道が成立します。ちなみに関西急行鉄道とは現在の近畿日本鉄道の路線網を完成させた鉄道会社で、南海鉄道は現在の南海電鉄と同じと思っていただいて支障はあり...
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近畿日本鉄道を題材にM&Aを考える (8) 大阪鉄道の統合

企業の再建型倒産処理には債権者を納得させる事業再生計画とスポンサーが必要となります。まあ、ダイエーにおけるイオンがこれに該当しますが、イオンはダイエー以外にもヤオハンやマイカルのスポンサーになっています。古くは野家におけるセゾングループもス...
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マイナンバー対策を考える(8) やはり民間はセキュリティマネジメント

前に触れました通り、社会保険と税の一体改革に伴って導入されるマイナンバー制度は官と民に温度差があります。また、温度差があるところに日本年金機構から一部の年金加入者のある種の情報が流出し、日本年金機構の対応がお粗末であるという、情報セキュリテ...
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マイナンバー対策を考える(7) 個人情報の特定

社会保険と税の一体改革のために付されるマイナンバーに関連していえば、税の分野では少なくとも一つ、社会保険分野では少なくとも2つの番号があります。 それぞれ KSK整理番号:申告書などで現れる8ケタの番号です。税務署毎に9999万9999件の...
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マイナンバー対策を考える(6) ガイドラインを読む(2) 個人情報の提供と管理

では、マイナンバーの提供を求める必要があるのはどのようなときか、また何をしなければならないのかを検討します。ガイドラインによれば、一般事業者がマイナンバーを収集するのは、以下のものが例示されています。 給与の源泉徴収事務 扶養控除等申告書の...
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マイナンバー対策を考える(5) ガイドラインを読む(1)

マイナンバー対策を考える上で避けて通れないアイテムが、特定個人情報保護委員会が定める、特定個人情報(=マイナンバーと個人情報が紐づいた情報)の適正な取扱いについての具体的な指針を定める『特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン』です。...
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マイナンバー対策を考える(4) 官の論理・民の気持ち

私ごとですが2015年6月4日日に開催された近畿税理士会門真支部定時総会終了時を以って、門真支部業務対策委員長を仰せつかりました。マイナンバー対応は業務対策委員会の所轄となっています。また、マイナンバーは近い将来全国民の端末とインターネット...
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マイナンバー対策を考える(3) 適用範囲を考える

マイナンバー対策を考える上での重要なポイントは、「マイナンバーは人に使われるためにある」ということです。プライバシー情報だから公開なんてもってのほかであるという意見が出たとしても、集める必要が義務付けられることになります。しかし、マイナンバ...