経営コンサルティング事業

経営コンサルティング事業

マイナンバー対策を考える(3) 適用範囲を考える

マイナンバー対策を考える上での重要なポイントは、「マイナンバーは人に使われるためにある」ということです。プライバシー情報だから公開なんてもってのほかであるという意見が出たとしても、集める必要が義務付けられることになります。しかし、マイナンバ...
経営コンサルティング事業

マイナンバー対策を考える(2) まさか年金データが漏れるとは

本日2015年6月1日は日本年金機構が記者会見で「最大125万件の年金データが流出した」と発表しました。まさかとは思いますがこれはマイナンバー制度をつぶす目的で日本年金機構が抵抗しているのでしょうか。もともと、必要な社会保険料の徴収と税額補...
経営コンサルティング事業

マイナンバー対策を考える(1) マイナンバー対応の問題点 

顧問先の経理担当者に国税庁が発行するマイナンバーに関する「社会保障・税番号制度の早わかり」チラシをお見せしたところ、「先生わかるように解説してください」といわれました。ということで解説を試みようと思います。 マイナンバー対策については政府広...
経営コンサルティング事業

近畿日本鉄道を題材にM&Aを考える (7)-『経営者を信じてこの金融には応じて良いと考える』

大阪電気軌道・参宮急行電鉄が名古屋に行くにあたり、伊勢電気鉄道が立ちはだかります。伊勢電気鉄道は地元の名士が設立した企業で、関西系の大阪電気軌道と合併して名古屋に向かうという選択肢はありません。さらに伊勢電気鉄道は名古屋でなく宇治山田への建...
経営コンサルティング事業

近畿日本鉄道を題材にM&Aを考える (6)-『傍系会社の免許活用』

近年でこそ、関西地方の小学生の修学旅行の行き先は広島ですが、関西では長い間修学旅行といえば伊勢であり、修学旅行のお土産が内宮近くにある赤福です。この伊勢への修学旅行を実現したインフラストラクチャは、商都大阪から神都宇治山田(宇治山田市は19...
経営コンサルティング事業

近畿日本鉄道を題材にM&Aを考える (5)-『企業買収の歴史は天理軽便鉄道に始まる』

ある資料によりますと、「大阪電気軌道は1915年までには会社整理の見通しが立ったことから、翌年からは事業の拡大を目指した」といいます。そこでは「当社線は統合によって承継した路線が多く自社で開業した路線は営業キロで三割も満たない」といいます。...
財務情報

企業財務入門(22) 『金融機関の本質』

私は、マル経融資から始まって、保証協会付き融資、プロパー融資、シンジケートローン、エクイティファイナンス等、合計百億円以上の融資の受けた経験があります。 この経験を踏まえて、金融機関の融資の本質を整理してみます。 ほとんどの会社が、金融機関...
経営コンサルティング事業

『正しい相談相手を選びましょう』

ある独立開業者の方(Aさん;顧問先ではなく事後の相談であったため、対処の方法はありませんでした。)から、自己破産を申請したとの連絡がありました。飲食店を開業してからわずか6か月のことです。口座から日々減少していくお金を見ながら、大変不安な日...
経営コンサルティング事業

経営者向け「孫子」入門(9) SWOT分析はきついわ

孫子第三編は、「故日、知彼知己者、百戦不殆、不知彼而知己、一勝一負、不知彼不知己、毎戦必殆」で終わります。読み下し文では「故に曰く、彼を知り己を知れば百戦殆からず、敵を知らず己を知れば一勝一敗し、敵を知らず己を知らざれば毎戦必ず殆うし」とな...