コラム

コラム

経営者向け「孫子」入門(12) 先ず勝つ可からざるを為す

孫子軍形篇第四の中に、「昔之全戦者、先為不可勝、以待敵之可勝。」という一文があります。読み下し文では「(孫子曰く、)昔の善戦う者は、先ず勝つ可からざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ」となります。まずは不敗の態勢を構築し、その後に敵が弱点を...
コラム

経営者向け「孫子」入門(11) 謀を伐つ

孫子第三編の中に、「故上兵伐謀。」という一文があります。読み下し文では「故に上兵は謀を伐つ」となります。兵法書としては意外に感じるかもしれませんが、「戦争において最善の方策は、敵の企図・政戦略を無力化する」といいます。これに続く発言は「戦争...
コラム

「孫子」入門(10) ブルーオーシャン戦略ですよ

孫子第3編は、「孫子日、凡用兵之法、全国為上、破国次之。」で始まります。読み下し文では「孫子曰く、凡そ用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るは之に次ぐ」となります。用兵の極意としては敵と武力衝突することではなく、いかにして武力衝突する...
コラム

近畿日本鉄道を題材にM&Aを考える (10) 京都線と志摩線

昭和39年10月1日と昭和45年3月14日は近鉄特急を語る上で重要な日付となりました。昭和39年10月1日は、東海道新幹線の開業により名阪間の乗客が東海道新幹線にシフトすることになったからです。これは従来の主力商品である名阪特急に到達時間と...
コラム

近畿日本鉄道を題材にM&Aを考える (9) 近畿日本鉄道の成立

昭和19年6月1日に、関西急行鉄道と南海鉄道は合併比率1対1の新会社方式で合併し、近畿日本鉄道が成立します。ちなみに関西急行鉄道とは現在の近畿日本鉄道の路線網を完成させた鉄道会社で、南海鉄道は現在の南海電鉄と同じと思っていただいて支障はあり...
コラム

近畿日本鉄道を題材にM&Aを考える (8) 大阪鉄道の統合

企業の再建型倒産処理には債権者を納得させる事業再生計画とスポンサーが必要となります。まあ、ダイエーにおけるイオンがこれに該当しますが、イオンはダイエー以外にもヤオハンやマイカルのスポンサーになっています。古くは野家におけるセゾングループもス...
コラム

マイナンバー対策を考える(8) やはり民間はセキュリティマネジメント

前に触れました通り、社会保険と税の一体改革に伴って導入されるマイナンバー制度は官と民に温度差があります。また、温度差があるところに日本年金機構から一部の年金加入者のある種の情報が流出し、日本年金機構の対応がお粗末であるという、情報セキュリテ...
コラム

マイナンバー対策を考える(7) 個人情報の特定

社会保険と税の一体改革のために付されるマイナンバーに関連していえば、税の分野では少なくとも一つ、社会保険分野では少なくとも2つの番号があります。それぞれKSK整理番号:申告書などで現れる8ケタの番号です。税務署毎に9999万9999件の登録...
コラム

マイナンバー対策を考える(6) ガイドラインを読む(2) 個人情報の提供と管理

では、マイナンバーの提供を求める必要があるのはどのようなときか、また何をしなければならないのかを検討します。ガイドラインによれば、一般事業者がマイナンバーを収集するのは、以下のものが例示されています。給与の源泉徴収事務扶養控除等申告書の提出...